ガイド · 更新日 2026年11月3日

「マルウェアが含まれていないことを Apple は検証できませんでした」の意味

アプリにマルウェアが含まれていないことを検証できなかったと macOS に表示されるのは、Apple がそのアプリをチェックしていないという意味で、マルウェアが見つかったという意味ではありません。アプリを開いても安全かどうかの見分け方、安全な場合の開き方、そして決して無視してはいけない似た警告を紹介します。

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結論から言うと:アプリが公証されていないため、Gatekeeper がブロックしました。開発元自身のサイトからダウンロードしていて、その開発元を信頼できるなら、「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」›「このまま開く」で開きます。クラック版や海賊版のアプリの場合、広告、メール、チャットのリンクから入手した場合、またはインストーラがターミナルにコマンドを貼り付けるよう指示する場合は、開かずに「ゴミ箱に入れる」をクリックしてください。

メッセージの意味

macOS 15 Sequoia 以降では、ウインドウのタイトルが「App」は開いていませんとなり、Appleは、「App」にMacに損害を与えたり、プライバシーを侵害する可能性のあるマルウェアが含まれていないことを検証できませんでした。と表示されます。以前の macOS では、このアプリケーションにマルウェアが含まれていないことを検証できません。や、悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、開けません。と表示されていました。どれも意味は同じです。

App Store 以外で配布されるアプリは、リリース前に開発元が Apple に送ってマルウェアのスキャンを受けることができます。これを公証と呼びます。ダウンロードしたアプリを初めて開くとき、Gatekeeper はこの公証を確認します。公証を受けていないアプリには、それがマルウェアであっても、Apple の開発者プログラムに料金を払っていない開発者の無料ツールであっても、この警告が表示されます。アプリの署名と公証の仕組みをご覧ください。

無視してはいけない警告

Gatekeeper のメッセージの中には、見た目は似ていても、もっと深刻な意味を持つものがあります。次のメッセージが表示されたら、決してアプリを開かないでください:

表示されるメッセージ意味
「App」はコンピュータに損害を与えますXProtect が既知のマルウェアを検出しました。ゴミ箱に入れてから、ゴミ箱を空にします。
「App」は壊れているため開けません署名後にアプリが変更されたか、署名が壊れています。開発元から改めてダウンロードしてください。ターミナルのコマンドでこれを直すよう勧める Web ページは、たいていクラック版アプリやマルウェアを配布しています。
書類のはずのファイルで「検証できませんでした」と表示されるPDF、請求書、動画のはずが実はアプリだった、というのは罠です。削除してください。

アプリが安全かどうかの見分け方

  • 入手元はどこか?開発元自身の Web サイトや、プロジェクトの公式 GitHub ページからダウンロードしたアプリと、広告、有料アプリの無料版を探した検索結果、誰かから送られてきたリンクで見つけたアプリとは、まったく別物です。
  • インストーラが変わったことを求めていないか?アプリを右クリックする、ターミナルにドラッグする、コマンドを貼り付けるといった指示がウインドウに表示されるディスクイメージは、現在 Mac のパスワードスティーラーが Gatekeeper をすり抜ける最も一般的な手口です。本物のアプリはそのような方法ではインストールしません。
  • 誰が署名しているか?ターミナルで codesign -dvv とスペースを入力し、アプリをウインドウにドラッグして実行すると、開発元の名前と Team ID が表示されるか、アプリがまったく署名されていないことが分かります。よく知られた開発元のアプリが突然署名なしになっていたら、怪しいと考えてください。
  • スキャンする。開く前に、アプリやダウンロードしたファイルをアンチウイルスでスキャンします。

それでもアプリを開く方法

信頼できるアプリの場合だけにしてください。macOS 15 Sequoia 以降は、アプリを右クリックして「開く」を選んでも警告を回避できなくなりました。代わりに「システム設定」を使います:

  1. 一度アプリを開こうとして、警告で「完了」をクリックします。
  2. 「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」を開き、「セキュリティ」までスクロールします。お使いのMacを保護するために「App」がブロックされましたと表示されています。
  3. 「このまま開く」をクリックし、続いて表示されるウインドウでもう一度「このまま開く」をクリックして、パスワードまたは Touch ID で確定します。

このボタンは、アプリを開こうとしてから約 1 時間表示されます。見当たらない場合は、まずもう一度アプリを開いてください。macOS は選択を記憶するので、それ以降アプリは普通に開きます。Gatekeeper 自体はオンのままにしておきます。すべてのアプリで Gatekeeper をオフにするコマンドは、次の偽インストーラを止めるチェックまでオフにしてしまいます。

すでに開いてしまった場合

開いてしまったアプリに不安がある場合、特に Mac のパスワードを求められた場合は、アプリを終了し、Mac からマルウェアを削除する方法に従ってください。パスワードスティーラーは最初の 1 分で仕事を終えるため、スキャンで何も見つからなくても、別のデバイスから重要なパスワードを変更してください。

Tidy My Mac でアプリをチェックする

  • App Signatures は、Mac 上のすべてのアプリを一度にチェックし、署名されていないもの、公証されていないもの、署名後に変更されたものを、Gatekeeper を一度も通っていないアプリも含めて一覧表示します。
  • Antivirus は、新しいダウンロードを届いた時点でスキャンします。気になるアプリは、App Signatures のその行からスキャンできます。
  • Security Settings は、Gatekeeper やシステム整合性保護がオフにされていると警告します。

「検証できませんでした」の警告に関するよくある質問

いいえ。開発元が公証を受けていないため、Apple がそのアプリをチェックしていないという意味です。安全な無料アプリやオープンソースのアプリの多くにも、この警告が表示されます。macOS がマルウェアを検出した場合は、代わりに、アプリがコンピュータに損害を与えると表示されます。

マルウェアのインストーラがこの方法を使うよう繰り返し指示していたため、Apple は macOS 15 Sequoia でこの抜け道をなくしました。代わりに、「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」の「このまま開く」を使ってください。

そのアプリで一度「このまま開く」をクリックすれば、macOS が記憶します。ターミナルのコマンドですべてのアプリの Gatekeeper をオフにすることもできますが、次の偽インストーラに対して Mac が無防備になるため、おすすめしません。

そのアプリに確信がある場合だけです。隔離の印を削除すると Gatekeeper のチェックが完全にスキップされます。クラック版アプリやマルウェアの手順がまさにそれを求めるのはそのためです。「このまま開く」のほうが安全です。

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