ガイド · 更新日 2026年10月30日

Mac で重複した写真を見つけて削除する方法

「写真」アプリで重複項目を結合する方法、フォルダや外部ドライブにある写真のコピーを見つける方法、そして「写真」が対象にしない、ほぼ同じ写真を整理する方法を説明します。

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結論:「写真」を開き、サイドバーのユーティリティにある重複項目をクリックし、⌘ A を押して結合をクリックします。「写真」は各組で最も良いコピーを残し、残りを「最近削除した項目」に移します。ただし、確認するのは「写真」ライブラリの中だけで、対象も完全なコピーだけです。Finder のフォルダにある写真や、同じ場面を撮った似た写真には、別の方法が必要です。

「写真」が重複とみなすもの

macOS 13 Ventura 以降、「写真」は2種類の重複を自動で見つけます。日付やキャプションなどの情報が異なっていても中身が同じ写真やビデオのコピーと、見た目は同じでも解像度や形式が異なる写真(HEIC のオリジナルと、それを書き出した JPEG など)です。

似ているだけの写真はまとめられません。同じ場面を5枚撮った写真、バースト写真、1秒後に撮った同じ構図の写真などです。これらはそれぞれ別の写真なので、「重複項目」には表示されません。

「写真」で重複項目を結合する方法

  1. 「写真」を開き、サイドバーのユーティリティにある重複項目をクリックします。表示されない場合は、「ユーティリティ」にポインタを合わせ、横にある矢印をクリックします。
  2. 各行が1組の重複です。一通り確認し、コピー同士に違いがある組は拡大して見てください。トリミングしたコピーや解像度の低いコピーは、意図して作ったものかもしれません。
  3. 結合する組を選択します。行をクリックすると選択でき、⌘ キーを押しながらクリックすると追加でき、⌘ A を押すとすべて選択できます。
  4. 結合をクリックして確定します。コピーがあった場所には写真が1枚残り、ほかのコピーは最近削除した項目に移ります。

iCloud 共有写真ライブラリを使っている場合は、先にツールバーの「ライブラリ」メニューから両方のライブラリを選んでください。2つのライブラリにまたがる重複も表示されるようになります。

結合で残るもの

Apple によると、結合すると最も品質の高いバージョンが残り、キャプション、キーワード、お気に入りなど、各コピーの情報がそこにまとめられます。ただし、「写真」が必ずしも最大のファイルを残すとは限らないという報告もあるため、大切な写真は「最近削除した項目」を空にする前に結果を確認してください。

結合されたコピーは最近削除した項目に30日間残り、そこから復元できます。iCloud 写真がオンの場合は、iPhone、iPad、iCloud.com と同じライブラリを共有しているため、結合するとそれらからもコピーが削除されます。

「重複項目」が表示されない場合

  • 「重複項目」は、「写真」が重複を見つけたときにだけ表示されます。macOS をアップグレードした後や大量の写真を読み込んだ後は、ライブラリの分析に時間がかかることがあるので、しばらく「写真」を開いたままにしてから、もう一度確認してください。
  • 「写真」ライブラリの外、Finder のフォルダにある写真のコピーは、そこには表示されません。
  • 「写真」が確認するのは、開いているライブラリだけです。複数のライブラリがある場合は、1つずつ開いてください。⌥ Option キーを押しながら「写真」を開くと、ライブラリを選べます。

フォルダ内の重複写真を見つける

フォルダ、カメラのカード、古い Mac から読み込んだ写真は、「ピクチャ」や「ダウンロード」、外部ドライブにもそのまま残っていることがよくあります。読み込んだときに「写真」で項目を写真ライブラリにコピーが設定されていた場合(これがデフォルトです)、それらのファイルはすべて、容量を使っている2つ目のコピーです。

Finder には重複を探す機能がありません。リスト表示でフォルダをサイズ順に並べると、隣り合ったコピーはわかりますが、別々のフォルダにある名前の違うコピーはわかりません。それらを見つけるには、ターミナルでファイルの内容を比較します。次のコマンドは一覧を表示するだけで、何も削除しません。

cd ~/Pictures
find . -type f \( -iname '*.jpg' -o -iname '*.jpeg' -o -iname '*.heic' -o -iname '*.png' \) -not -path '*.photoslibrary/*' -exec shasum -a 256 {} + | sort | awk '{ h = $1; f = substr($0, 67) } h == p { if (!s) print "\n" pf; print f; s = 1; next } { p = h; pf = f; s = 0 }'

名前にかかわらず、同一のファイルが組ごとにまとめて表示されます。別のフォルダを確認するには、~/Pictures を ~/Downloads や、/Volumes/ の後にドライブ名を続けたものなどに変えてください。その後、Finder で不要なコピーをゴミ箱に入れ、それぞれ1つは残します。

Finder で .photoslibrary パッケージの中からファイルを削除しないでください。「写真」はその中のすべてのファイルを管理しており、手作業で1つでも削除するとライブラリが壊れることがあります。ライブラリの写真は「写真」アプリで削除してください。

似た写真とバースト写真

ライブラリの中では、完全なコピーよりもほぼ同じ写真のほうが多いのが普通ですが、「写真」はそれらを見つけてくれません。手作業で整理するには、次のようにします。

  • バースト写真は、開いて選択をクリックし、残す写真を選ぶと、残りは「写真」が削除します。
  • 同じ場面を撮ったほかの写真は、ライブラリのグリッドを拡大し、不要なものを選択して ⌘ Delete を押します。
  • スクリーンショットは、サイドバーの「メディアタイプ」にあるスクリーンショットをクリックします。ライブラリ内のすべてのスクリーンショットが表示されます。

容量を取り戻す

削除した写真は、「最近削除した項目」から消えるまで容量を使い続けます。すぐに空けるには、「ユーティリティ」の最近削除した項目をクリックし、中身を確認して、すべて削除を選びます。この操作は取り消せません。

iCloud 写真とMacのストレージを最適化がオンの場合、Mac には多くの写真が小さいバージョンでしか保存されていないため、重複を削除すると、Mac の空き容量よりも iCloud ストレージのほうが多く空きます。ほかにディスクを使っているものについては、Mac のディスク容量を空ける方法をご覧ください。

Tidy My Mac で写真を整理する

Tidy My Mac は「写真」ではできない部分を担い、何かを削除する前に、見つけたものを表示します。

  • Photos は、ライブラリと「ピクチャ」「デスクトップ」「ダウンロード」にある似た写真をグループにまとめ、各グループで残すのに最適な1枚を提案し、古いスクリーンショットと、必要に応じてピンぼけした写真を一覧表示します。ライブラリの写真は「最近削除した項目」に、ファイルはゴミ箱に移ります。
  • Duplicates は、フォルダやドライブにあるあらゆるファイルの完全なコピーをバイト単位で照合して見つけ、必ず1つは残し、削除すると実際にどれだけ容量が空くかを表示します。
  • Large Files は大きなビデオを一覧表示します。ビデオは、重複写真をすべて合わせたよりも多くの容量を使っていることがよくあります。

比較は Mac 上で、すでに Mac にあるプレビューだけを使って行われるため、iCloud のオリジナルがダウンロードされることはなく、写真に関する情報がどこかに送信されることもありません。

重複写真に関するよくある質問

はい。macOS 13 Ventura 以降の「写真」アプリにあります。サイドバーの「ユーティリティ」にある「重複項目」に、ライブラリ内のコピーが一覧表示され、結合できます。Finder のフォルダにある写真ファイルは対象外で、似た写真もまとめられません。

はい。「写真」はすべてのコピーの情報を持つ1枚を残し、ほかのコピーは「最近削除した項目」に30日間残るので、復元できます。サイズやトリミングが異なるコピーを含む組は、結合する前に確認してください。

iCloud 写真を使っている場合は、削除されます。Mac と iPhone は1つのライブラリを共有しているため、一方で結合または削除した写真は両方から消えます。iCloud 写真を使っていなければ、ライブラリは別々です。

削除した写真は「最近削除した項目」に30日間残り、それまでは容量を使い続けます。また、「Macのストレージを最適化」がオンの場合、多くの写真はもともと Mac 上には小さいバージョンしかないため、空く容量の大部分は iCloud 側です。

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