結論から言うと:これは詐欺です。Apple がブラウザにウイルス警告を表示したり、電話番号に電話するよう求めたりすることはありません。電話をかけたり、何かをクリックやダウンロードしたりしないでください。⌘Q でブラウザを終了するか、⌥⌘Esc で強制終了し、ページが再表示されないよう Shift キーを押したままブラウザを開き直します。このページが表示されたからといって、Mac が感染しているわけではありません。
詐欺ページの見た目
このページは「Apple Security Alert」「Your Mac is infected with 3 viruses」「Apple Defender」「macOS Security Center」などさまざまな名前で現れますが、仕組みは同じです:
- ブラウザのウインドウいっぱいに、多くはフルスクリーンで表示され、サイレンや録音された音声が流れることもあります。
- 偽のスキャン、Apple のロゴ、ウイルスの一覧、データが「削除」されるまでのカウントダウンを表示します。
- 「Apple サポート」の電話番号を示し、閉じようとしても何度も表示されます。
たいていは、悪質な広告、打ち間違えた Web アドレス、メールのリンクがきっかけで表示されます。電話に出た相手は Mac を直すふりをしてリモートアクセスアプリをインストールさせ、サポート料金を請求したり、ギフトカードを要求したり、銀行口座を狙ったりします。
偽物の見分け方
- 表示されているのはブラウザのウインドウの中です。Web ページが Mac をスキャンしたり、中身を見たりすることはできません。
- 本物の macOS の警告は、Web ページではなく macOS 自身から表示されます。macOS がマルウェアを見つけると、そのアプリがコンピュータに損害を与えますと表示し、ゴミ箱に入れるよう提案します。電話番号が表示されることはありません。
- Apple がウイルスのことで電話をかけてきたり、電話するよう求めたりすることはなく、Apple サポートがパスワードや確認コードを尋ねることもありません。
ポップアップの閉じ方
- ページ上のものは何もクリックしないでください。「OK」や「閉じる」と書かれたボタンも同じです。ボタンも詐欺の一部です。
- ⌘W でタブを閉じるか、⌘Q でブラウザを終了します。
- 終了できない場合は、⌥⌘Esc を押してブラウザを選択し、強制終了をクリックします。
- Shift キーを押したまま Safari を開き直すと、開いていたウインドウなしで起動します。Chrome、Firefox、Edge の場合は、先に Wi-Fi をオフにしてから、ブラウザが開き直したらタブを閉じます。
- それでもページが戻ってくる場合は、履歴から削除します。Safari で履歴 › すべての履歴を表示を選び、そのサイトを検索して削除します。
Mac は感染していますか?
通常は感染していません。広告から飛ばされたページが、それだけで何かをインストールすることはできません。ただし、Web サイトを見ていないときにもポップアップが表示され続ける場合や、ブラウザのホームページや検索エンジンが勝手に変わった場合は、Mac 上の何かがそれを開いています。次の場所を確認してください:
- Web サイトの通知:Safari › 設定 › Webサイト › 通知で、心当たりのないサイトを拒否にするか削除します。詐欺サイトはだまして通知を許可させ、画面の隅から偽の警告を送ってきます。
- ブラウザの機能拡張:Safari › 設定 › 機能拡張と、ほかのブラウザでも、自分で意図してインストールしたもの以外は削除します。
- プロファイル:「システム設定」›「一般」›「デバイス管理」で、心当たりのないプロファイルを削除します。ただし、職場や学校が Mac を管理している場合は除きます。
- ログイン項目:「システム設定」›「一般」›「ログイン項目と機能拡張」で、知らないものをオフにします。
macOS に内蔵の XProtect は、既知のマルウェアを自動的に削除します。上記をまとめて確認するには、Tidy My Mac の Adware スキャンや Antivirus スキャンなど、マルウェアスキャンを実行してください。
すでに電話した、またはアクセスを許してしまった場合
- 電話を切り、Mac をインターネットから切断します。
- AnyDesk、TeamViewer、画面共有ツールなど、インストールさせられたリモートアクセスアプリを削除し、「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」›「アクセシビリティ」と「画面収録とシステムオーディオ録音」に心当たりのないアプリがないか確認します。
- 別のデバイスから、Apple アカウントのパスワードと、相手に見られたもののパスワードを、メールと銀行から順に変更し、2ファクタ認証がオンになっていることを確認します。
- お金を支払った場合や、カード・銀行の情報を伝えた場合は、すぐに銀行に電話してください。ギフトカードで支払った場合は発行元の会社に連絡してください。お金を凍結できる場合があります。
- 報告する:米国では reportfraud.ftc.gov へ、それ以外の国では警察や各国の詐欺相談窓口へ。Apple を装った詐欺メールや SMS は reportphishing@apple.com に転送してください。
再発を防ぐには
- Safari › 設定 › セキュリティで、詐欺Webサイトの閲覧時に警告をオンのままにしておきます。
- 知らない Web サイトからの通知は許可せず、ロボットでないことを証明するために通知の許可を求めるページはすぐに閉じてください。
- macOS とブラウザを最新の状態に保ち、アプリは App Store か開発元の公式 Web サイトからのみインストールしてください。
Tidy My Mac で詐欺ページをブロック
- Web Protection は、既知の詐欺、フィッシング、マルウェアのサイトをすべてのブラウザとアプリでブロックするので、そもそもページが読み込まれません。
- Adware は、ポップアップを呼び戻すブラウザの機能拡張、プロファイル、プロキシを見つけて削除します。Startup Items は、Mac と一緒に起動するものを表示します。
- Scam Detector は、確信の持てないメッセージやリンクを、クリックする前にチェックします。
Apple Security Alert 詐欺に関するよくある質問
いいえ。Apple が Web ページにウイルス警告を表示したり、電話番号を示したりすることはありません。ブラウザに表示される「Apple Security Alert」はすべて詐欺ページです。何もクリックせずに閉じてください。
表示されたものをダウンロードやインストールしていなければ、ほぼ確実に感染していません。ポップアップが何度も表示される場合は、Web サイトの通知、ブラウザの機能拡張、プロファイルを確認し、マルウェアスキャンを実行してください。
macOS 自身は、アプリにマルウェアを見つけると警告し、既知のマルウェアを自動的に削除します。こうした警告は Web サイトではなく必ず macOS から表示され、誰かに電話するよう求めることはありません。
電話を切り、インストールさせられたリモートアクセスアプリを削除し、別のデバイスからパスワードを変更します。お金を支払ったりカード情報を伝えたりした場合は銀行に電話してください。そのうえで詐欺を報告します。
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